コロナ感染拡大の影響で消毒用アルコールが不足する中、老舗酒蔵の三和酒造が、消毒に使用できる 「臥龍梅 62 ALCOHOL 500ml」の製造を始めました。
300年続く日本酒の酒蔵である三和酒造株式会社(本社:静岡県静岡市、代表取締役社長:鈴木克昌)は、新型コロナウイルス蔓延により不足するアルコール除菌商品の品薄対策として、2020年5月下旬より、高濃度アルコール製品 「臥龍梅 62 ALCOHOL 500ml」を出荷いたします。
▼ 三和酒造株式会社|公式サイト:http://garyubai.com/
■官民一体となって、消毒用アルコール不足解消を目指す
新型コロナウイルス感染拡大により、手指用の消毒用アルコールの品薄状態が常態化。アルコール自体の不足に加え、液体を詰める容器も供給が追い付かないことから、需給バランスの解消にはまだまだ時間がかかることが予想されています。
そのような中、厚生労働省は3月、新型コロナウイルスの感染終息までの特例措置を発表。医療機関などで高濃度アルコールを消毒用に使用して良いとの通知を出しました。さらに、4月22日には、60%台のアルコール製品でも使用を認めると発表。また、国税庁も、度数の高いアルコールの製造に必要な免許の申請手続きを簡素化したことから、酒造メーカーが消毒液の代替品製造に取り組み始めています。
■地元に寄り添い続けてきた老舗企業として、できうる限りの貢献を
「臥龍梅」ブランドで知られる、1686年(貞享3年)創業の三和酒造も、いち早く高濃度アルコール製品の製造に着手。税務署、保健所、消防署からの指導をいただき商品化にこぎつけました。コロナウイルスの感染防止に少しでも役立てて欲しいと、5月下旬より、「臥龍梅 62 ALCOHOL 500ml」を出荷する運びとなりました。
三和酒造 代表取締役の鈴木克昌は、「臥龍梅は、純米酒を主体に製造しているため醸造用アルコールの在庫は少ない状況です。一方で、このコロナウィルスの影響でアルコールが不足する中、出荷できる量は限られますが、少しでも地域の医療機関、ファンの皆様に貢献できればと考えております。」
本製品は、酒造用の醸造用アルコールを加水調整することで製造。一般に販売されている除菌スプレーやアルコールジェルよりも高いアルコールを含んでいます。製造予定本数は、800本程度。静岡県内の医療機関、福祉施設、酒販店、それに直営のECサイトで販売する予定です。
三和酒造は、静岡を地盤に300年間お酒を醸し続けてきました。これからも、地元の皆さんに寄り添う老舗企業として、積極的に地域貢献をおこなってまいります。
【商品情報】
商品名 :臥龍梅 62 ALCOHOL 500ml
一般小売価格(ネット販売価格) :1,200円(1,500円)
JANコード :4980050 502180
※商品ラベルについては、一部変更する可能性がございます。
※医療品の転売が社会問題となっています。本製品は、酒類であり転売は違法行為となりますので行わないようにお願いいたします。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2NjI5NiMyNDE3NzQjNjYyOTZfTHZtdVFaeHdnbC5qcGc.jpg ]
【三和酒造株式会社について】
本社 :〒424-0038静岡県静岡市清水区西久保501-10
代表者 :代表取締役社長 鈴木克昌
創業 :1686年
電話番号 :054-366-0839
URL :http://garyubai.com/
事業内容:日本酒、梅酒の製造および販売
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=tfmbgw1Z05A ]
【一般の方向けのお問い合わせ先】
企業名:三和酒造株式会社
担当者名:遠藤
TEL:054-366-0839
Email: sanwa@garyubai.com