食品香料の市場規模、2025年には207億米ドルに到達予測 用途別では、他業界で重用されるフルーツ・ナッツ部門が最大シェア - 飲食業界.com | 飲食店のための飲食業界専門の情報サイト
2020年8月18日 公開

食品香料の市場規模、2025年には207億米ドルに到達予測 用途別では、他業界で重用されるフルーツ・ナッツ部門が最大シェア


株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「食品香料の世界市場 (~2025年):チョコレート&ブラウン・バニラ・フルーツ&ナッツ・乳製品・スパイス」 (MarketsandMarkets) の販売を8月18日より開始いたしました。

食品香料の市場規模は、2020年の164億米ドルから、2025年には207億米ドルに達すると予測され、CAGR 4.8%を記録する見込みです。加工食品やコンフォートフード、さらに菓子類の消費量の増加は、食品の風味の需要を生み出しています。食品・飲料分野における新技術の進歩と革新的な実験により、フレーバーの消費量は増加しています。アジア太平洋地域は、加工食品の生産量が多いため、市場を支配する環境にあります。また、南米地域は新技術や食品・飲料の輸出の増加により、急成長すると予測されています。

推進要因:オーガニック製品への消費者の関心

米国農務省(USDA)は、以下のように、有機食品または有機食材を定義しています。「オーガニックとは、食品やその他の農産物が承認された方法で生産されたことを示す表示用語です。これらの方法は、資源の循環を促進し、生態系のバランスを促進し、生物多様性を保全する文化的、生物学的、機械的慣行を統合したものです。合成肥料、下水汚泥、放射線照射、遺伝子組み換えは使用できません」

米国農務省(USDA)によると、米国のオーガニック食品産業は2018年に約470億米ドルと評価されており、2030年まで高成長が見込まれています。合成食材による不純物や健康被害に対する意識の高まりを受けて、消費者は高額でも認証済みのオーガニック食品に支出する事を好む傾向を示しています。

市場機会:革新的な原材料の供給源

自然食品の消費がトレンドになりつつあり、食品業界では新たな香味源の導入に努めています。ビーバーの肛門腺から得られる天然香料であるカストリウム抽出物は、天然香料として飲料、製菓、乳製品、デザートなどに利用されている。植物の揮発性物質の生合成、その酵素、遺伝子に関する知識は、革新的な食品香料生産への道を開くことになります。

微生物は天然色素や抽出物の生産性が高い傾向があります。海産資源は香料抽出に商業レベルで利用されていますが、海藻類は老舗のフレーバーハウスで利用されている最も革新的な資源の一つです。熱帯雨林で採れるスーパーフルーツの品種は、天然フレーバーの使用に需要があります。このような改革は市場成長の良い機会をもたらしています。

タイプ別では、食品用途が最大シェア

食品業界の最近の動向は、健康上の利点により、消費者が天然の味を好む傾向があると報告されています。乳製品の生産量の増加に伴い、食品部門は、特にアジア諸国で、驚異的な成長を成し遂げています。また、食肉加工産業も盛んで、市場を牽引しています。ベーカリーや菓子の需要も急増しており、世界中の食品香料市場を押し上げています。

用途別では、フルーツ・ナッツ部門が最大シェア

フルーツフレーバーは、果物の濃縮物、シロップ、抽出物、といった形で、食品、飲料、乳製品、菓子、医薬品、栄養食品、ビタミンサプリメントなどの業界で使用されています。リンゴ、マンゴー、バナナ、パイナップル、ブドウ、ベリー、ザクロ、柑橘類など、さまざまな果物が人気です。それらは、シロップやフルーツエキスを作るために処理され、後で様々な食品と飲料に加えられて、味、香りや色を変更したり追加したりします。

ナッツは、精油と繊維を提供することで知られています。また、最終製品は豊富な食感で人気があります。

アジア太平洋地域が最大の市場シェアを占める

アジア太平洋諸国では、ヨーグルト、アイスクリーム、チーズなどの乳製品の生産量が多く、市場を牽引しています。メーカーは地域の需要だけでなく、国際的な需要にも対応しています。加工肉や食肉製品の輸出が増加していることも、この地域の食品香料市場の主要な推進要因の一つです。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/mama945520-food-flavors-market-by-type-chocolate-browns.html

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