本格焼酎・泡盛の基礎知識「蒸留酒って何でしょう?」 - 飲食業界.com | 飲食店のための飲食業界専門の情報サイト
2018年12月17日 公開

本格焼酎・泡盛の基礎知識「蒸留酒って何でしょう?」

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世界中で飲まれているお酒は、
日本酒、ビールやワインなどの醸造酒、
焼酎やウイスキー、ブランデーといった蒸留酒、
リキュールや、みりん、合成清酒などの混成種の
3種類に分類できますが、そのうち焼酎と泡盛は、蒸留酒にあたります。

蒸留酒とはアルコールと水の沸点の違い
(アルコールの沸点は約78.325℃、水の沸点は約100℃)
を利用して蒸留により精製したお酒のこと。

お酒を加熱するとアルコールの方が蒸発しやすいので、
この蒸気を集めて液体に戻すと、元の酒よりもアルコール度数の高い酒になります。
これをそのまま、または、樽などで熟成させてできた度数の高い酒が蒸留酒なのです。
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焼酎は文字通り連続式蒸留機で蒸留したアルコール度数が
36度未満の連続式蒸留焼酎(焼酎甲類とも呼ばれています)と、
単式蒸留機で蒸留した度数が45度以下の単式蒸留焼酎の2種類に分けられます。

500年余の歴史をもち、伝統の製法を受け継いで造られてきた
「本格焼酎」と、黒麹を用いた沖縄特産の「泡盛」は、日本の伝統的な蒸留酒。

単式蒸留焼酎は蒸留機の構造が単純なため、
原料の香味成分が溶け込みやすく、自然の風味が生かされた世界有数の銘酒なのです。

吟醸香と芳醇な味の米焼酎。
特有の香りとキレのよい旨味の泡盛。
ふくよかな風味と甘味の芋焼酎。香ばしさとほのかな甘味の麦焼酎。
柔らかな甘味とコクが自慢のそば焼酎。原料によってさまざまな好みに応えてくれるのが本格焼酎です。
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最近では本格焼酎人気にあやかって、
連続式蒸留焼酎(焼酎甲類)と単式蒸留焼酎(焼酎乙類)をブレンドした混混和焼酎が増えています。

ラベルの目につく場所に「米焼酎」や「芋焼酎」と冠表示をする一方で、
原材料や連続式蒸留焼酎 (焼酎甲類)と単式蒸留焼酎(焼酎乙類)の
混和率を表示していないものもありました。

混和焼酎の紛らわしい表示は本格焼酎と誤認させやすく、
消費者を混乱させるため、混和焼酎の表示に関する自主基準を設けています。

ラベルを見れば、本格焼酎と混和焼酎が一目でわかります。
「麦焼酎」など冠(かんむり)表示の焼酎を本格的に堪能したい人は
「本格」の表示のある焼酎を選んでくださいね。
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