世界のチーズ特集 VOL.3 「リゴット・ド・コンドリュー」 - 飲食業界.com | 飲食店のための飲食業界専門の情報サイト
2018年12月15日 公開

世界のチーズ特集 VOL.3 「リゴット・ド・コンドリュー」

 (3094)

今年の1月15日、ひとつ30~35グラムほどの小さな山羊乳製チーズ、
リゴット・ド・コンドリューが45番目のAOCに登録されました。

「コンドリュー」と言うと、コート・デュ・ローヌの著名な白ワインを思い浮かべる方も多いと思います。

地元でしか消費されなかった小さな山羊乳製チーズは、偉大なワインの産地
コンドリューで販売されていたため、「リゴット・ド・コンドリュー」と呼ばれるようになりました。

このチーズの年間生産量はわずか60トン。
乳の生産者105軒のうち農家製リゴット・ド・コンドリューを作るのは40軒。

他は酪農工場に販売して生計をたてています。
農家製は生産量も少なく地元で消費されているため、
フェルミエで取り扱うのは工場製のピラ社のものになります。

AOCに指定される生産地域は、
リヨンの南西部にある標高200~1400メートルのピラ山塊。

ローヌ県、ロワール県とアルデッシュ県の指定された48の町村です。

乳は無殺菌乳を使用し、小さな円形で、
直径が4.2~5センチ、高さ1.9~2.4センチ、
重さは30グラム以下であってはいけないと決められています。

型から出してから8日で出荷されますが、
やや引き締まってうっすらとブルーのカビをまとった頃がお勧めです。

山羊乳製ならではの優しい酸味とノアゼット(ヘーゼルナッツ)を思わせる余韻。
もちろん、希少価値の高い同郷のワイン、コンドリューがお相手なら申し分ないでしょう。



ところで、ブルーに白抜き文字のチケットは工場製の証拠。

農家製は白地にブルーの文字がはいります。
いつの日か農家製のリゴット・ド・コンドリューも紹介したいと思います。
 (3097)



【記事】チーズの案内人・本間るみ子
【問合せ】株式会社フェルミエ
所在地:東京都港区愛宕1-5-3 愛宕ASビル
TEL:03-5776-7722