ニッポンの農業に救世主が出現!藤田志穂の「シブヤ米」に飲食業界も大注目 - 飲食業界.com | 飲食店のための飲食業界専門の情報サイト
2018年12月16日 公開

ニッポンの農業に救世主が出現!藤田志穂の「シブヤ米」に飲食業界も大注目

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「農業をするギャル」、略して「ノギャル」----。
最近、テレビや新聞等で頻繁に取り上げられているので、すでにご存じの方も多いのではないだろうか。

その「ノギャル」たちを牽引する代表的存在が、現在24歳の藤田志穂さん。

かつて「19歳のギャル社長」として話題になった彼女は、ユニークなアイディアを
次々と具現化する実行力を持ち合わせ、今なおギャル世代へのカリスマ的な影響力を持つ。

その藤田さんがいま最も力を入れていること、
それは農業体験を目的とした『シブヤ米』プロジェクトである。

今秋に初めて収穫を迎えるこの『シブヤ米』には、
すでに飲食業界からも問い合わせが押し寄せているという。

現在のプロジェクト状況を取材した。


【編集部】現在 『シブヤ米』はどんな状況?

【藤田】すくすくと順調に成長してます!5月末に田植えを終え、今月(7月)末は減農薬栽培に挑戦するために、田んぼの周囲に虫よけのハーブを植える計画です。収穫は9月末~10月初めの予定で、収量は2,300俵前後を見込んでいます。

【編集部】ギャルの聖地、渋谷で生まれたお米作りプロジェクトだから『シブヤ米』。インパクトのある上手いネーミングですよね。この『シブヤ米』を始めたきっかけは?

【藤田】食の問題を身近に感じるようになって、今こそ若い子のパワーが必要なんじゃないかなって思ったんです。そこで若い子が食や農業に興味を持つキッカケ作る為に始めました。実はシブヤ米の他にも、イケてる農作業着の開発や、ギャルママ野菜収穫ツアーとかも企画していましたが。秋田県大潟村の理解ある稲作農家さんに出逢えたことで、まずは「米づくり」からスタートしてみることになりました。あの渋谷のシンボル「忠犬ハチ公」が、実は秋田犬だったってご存知ですか? これもきっと、何かの縁ですよね(笑)。

【編集部】これまでにも、「エコ運動」や「AID予防活動」など中心に若者を対象にした啓蒙活動を行ってきた藤田さん。
今回はなぜ「農業」がテーマに?

【藤田】まず、食べることが大好きなんです(笑)。だから、食糧自給率とか農業人口の減少、産地偽装などの社会問題を耳にするたびに、食の大切さや安全性が気になっていました。
「いま食べているものは大丈夫なんだろうか?」とか、「これから先の時代はどうなっちゃうんだろう?」とか。
しかも聞けば聞くほど、その根本を支えるべき“ニッポンの農業”のイメージが悪い…。
こんな状況を改善するために、何か私に出来ることがあるんじゃないか、と考えたんです。私たちの世代だって、食の問題に関心や危機感を持っている人は多いんですよ。
特に子どもを持つ「ギャルママ」の友人たちは超敏感ですからね。

【編集部】実際に「農業」を始めてみて、どうでしたか?

【藤田】思ったよりも「自由」でビックリでした。決まり事や厳しい序列があって、年配の方から怒られたりするのかな、と覚悟していたんです(笑)。でも、実際に農家の方とお会いしてみると、「こうしたほうがいい」ということはあっても、「こうしなきゃいけない」ということは意外に少ない。プロジェクトに協力して下さっている多くの方々は、私の新しい発想や感覚を新鮮に感じてくれているみたいですけど、その反面、「若者の代表として試されているな~」というプレッシャーも感じてます(苦笑)。

【編集部】『シブヤ米』プロジェクトは今後どんな展開になるのでしょう?

【藤田】とにかく、できたお米を一人でも多くの方に食べてほしいんです。
食べることで、この活動を知ってもらうことが出来ると思うから。また一般的な販売以外でどう展開しようかと現在、思案中。飲食店でオン・メニューして使っていただくとか、「お弁当」や「おにぎり」にして販売するのもいいですよね。実は最近、そういうご提案やお申し出を各方面からいろいろといただくようになりました。「白米」としてだけじゃなく、将来的には「米粉」にしてパンやパスタにしたり、お酒を作ったり…。アイディアは尽きないですね。

【編集部】「農業プロジェクト」の全体計画は?

【藤田】実はちょうど、野菜作りも始めたところです。今は静岡の農家さんとのコラボレーションでキュウリやトマトを作ってます。「お米も大変だけど、野菜作りもけっこう大変だぁ~」と実感してるところです。でも、安心な野菜を美味しく食べることが出来るんだから、この努力は後で必ず報われますよね。
あとは『ギャルママ農業体験ツアー』を企画中です。
『イケてる農作業着』の開発も、かなり形になってきています。

【編集部】プロジェクトは着実に前進していますね?

【藤田】色々な活動を通してたくさんの人にキッカケが作れれば嬉しいですね。私の場合、お米や野菜作りについては 「週末農業」のようなスタイルだけど、今はそれでいいと思ってます。だって、それが今の私に出来る精一杯のことだから。無理せずに出来ることから始めて、その活動を拡げていくことこそ、私に期待されている役割なのかな、と。「何もわからないけど、だからこそ始められること」ってあるじゃないですか。それが今の私の原動力なんです。楽しみながらコツコツとやる。改善点や壁に当たったら、何がいけなかったのかを検証して次のステップに活かす。その結果として世の中の役に立てて、みんなも喜んでくれるなら、やり甲斐を感じますね。


―――「ギャル」ファッションに身を包みながら、真剣に「農業」を語る藤田さん。
これからも若い世代のオピニオンリーダーとして、思いついたことをどんどん試みていってほしい。
若いからこそ、失敗を恐れずに挑戦できることがあるはず。なぜなら、彼女の影響力は大きいのだから。
(編集部取材)


藤田志穂オフィシャルブログでも、『シブヤ米』プロジェクトの最新状況がわかります!
http://ameblo.jp/fujitashiho/

【藤田志穂プロフィール】
千葉県生まれの24歳。「ギャルでも出来る!」ということを実証するために、「ギャル革命」を掲げて19歳で起業。ギャルたちのオピニオンリーダーとして、様々な商品開発やプロモーションを展開してきた。
現在は食問題や農業プロジェクト、エコ運動やAID予防など中心に啓蒙活動を行っている。


【取材協力】Lonowa駒沢店/Office G-Revo~藤田志穂個人事務所

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